■精神疾患
パニック発作・しびれ・めまい・頭痛・息苦しい
●36歳 女性
【既往歴】
- 7月(2013年)からパニックを起こす。
- しびれ・めまい・頭痛・息苦しい
- 3年前にお父さんが亡くなって、その後すぐお母様と暮らし始める。
- 不眠はずっとある。
- 小さい時に、喘息
- 痛み止めの靜注で、一度たおれたことがある。
【症状・体質】
内科(偏頭痛)・婦人科・心療内科に通う。
ワイパックス0.5g ランドセルを飲むが、一日中倦怠感・疲れて息切れ、後頭部が詰まった感じ。不安感が強い。
手足の冷え・肩こり・偏頭痛・動悸・息切れ・ひざ下のしびれ
出産は2回・男子 4年前に死産
心配性・寝付けない。途中覚醒
【治療法】
- 最初対面カウンセリング(1週一回 4ヶ月)その後NES導入(週1回 2ヶ月)
- 漢方薬(芳香化湿・清熱安神・温陽利水)
- 乳酸菌生成エキス
【結果】
対面カウンセリングの時は、なかなか結果が出なかった。
お父さんとのお別れがきちんとしていなかったこと。
母親とのキッチンの使い方。ご主人がお財布を持っているので、自由がない。
子供に対して先々の心配が異常。などがわかるが、NESの感情解放で全て答えを出す。
また、舌の苔がひどかったので、芳香化湿藥を中心にしてから早い結果をだす。
【考察】
対面でのカウンセリングだけでも感情は出ていたが、解放までは至らなかった。
なかなか、体調は良くならず、途中からNESを導入した感情解放をすると、すぐ答えをだし、どんどん変化していく。
最後は、お母さんと別居まで出来るようになり、それからは安心して寝れるようになる。
父親が死んだときは、その悲しみをしっかりと出来なかったのを加え、母親を一人には出来ないと思い、すぐ何も考えず家族で同居。
2世帯住宅にはなっていなかったので、キッチンに女性が2人たつので、意見が分かれる。
子供に与えてほしくないお菓子を、お母さんが与えたりしても悪いと思って、断ることが出来ず、またご主人に対しても、気を使いすぎるようになる。
よって、心血虚を伴っていたが、夏の暑さで、寒湿困脾になっていたので、そちらを改善することで、気の巡りも、血の巡りも良くなり、水分代謝が楽に行われるようになった。
体が少し元気になり、いろいろ考えることが出来るようになる。
初めは、何も考えられない。何も出来ない。それしか言われなかった。
今では、お母さんとの関係も良好で、元気に暮らしている。