■精神疾患

うつ・パニック障害

●30代 女性(子供1人 看護師)

 

【既往歴】

  • 3年前から、メンタルクリニックを受診
  • 病院から加味逍遥散(顆粒)をもらって飲んでいた。
  • 仕事場へも行けない状態。
  • 自殺願望・食事・排泄が一人では出来なくなる。

脳外科に受診して、てんかんの疑いありと言われるが、本人の知識より、その病とは考えられず薬も飲みたくないとの強い希望で、当店に来店。


【症状・体質】

痩せ型、気分が躁鬱しやすい、不安感・悲壮感・一人でいられず実家のお母さん・お姑さんに交互に来ていただく。
呼吸が苦しく、生理前の気分の落ち込みが激しい。
ストレス、神経質ではある。

肩こり、疲れ目、軟便、小水は近い、ストレスは溜まりやすい。
夜中急に起きて、パソコンを病的に検索したり、本を読みあさる。
夢見が悪い。背中が苦しい。


【治療法】

  1. ストレス解放(週一回のやまとここからデトックス)
  2. 食事療法(大麦若葉)
  3. 漢方療法(煎じ薬-気血双補・補脾・養心安神)

【結果】

1回目のカウンセリングで涙を出したことがスッキリしたのもあり、また、自分と同じ意見を言ってもらえたとのことで、安心し自分の事を表現しようと思ったとの事。
ご主人との関係・職場との関係・母親・父親などの成育状況を話しつつ、徐々に食事も出来るようになり、自分で排泄をすることも出来るようになっていく。

紆余曲折はしたが、1年後すっかり元気になりカウンセリングも終わり漢方薬も飲まず、食事療法のみ。
ご主人との仲・お母様・お姑さん・息子さんとも仲良くされる。
きちんと自分の意見を伝えることも出来るようになる。

スポーツジムにまで通いつつ、心理学の勉強の為大学の通信教育を受けるまでなる。


【考察】

喜・怒・憂・思・非・恐・驚という7種類の外的刺激により生じた情緒反応を「七情」といいます。
中医学では、この「七情」の変化と臓腑の機能活動は密接に関連していると考え、「七情」を五臓に振り分けたものが、喜・怒・思・非・恐に代表されたものを「五志」といいます。
西洋で表現される、ストレス性の病気というのが、「七情」からくる五臓のバランスを崩した結果だと捉えます。

(例)よく見られる七情による病

  1. 心に影響
    神が逗留する所が無くなるので、不眠・物忘れ・イライラ・動悸・息切れ・泣き笑い・精神分裂
  2. 肝に影響
    肝の疏泄作用が失われるので、憂鬱感・イライラして不安
    胸部苦悶感・脇腹が張る・ため息・食べ物が喉に引っかかる・生理不順・生理痛
  3. 脾に影響
    運化作用が失われるので、少し食べただけでお腹が張る・胃もたれ・軟便・ゲップ・悪心・嘔吐・胃が張って痛む

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